BASIC POLICY - 研修基本方針
医師の仕事とは「目の前にいる患者を評価し、マネジメントすること」これがすべてです。
そのために必要とされる医師にとっての職業訓練の第一歩、それが初期研修であると考えます。
やみくもに症例を経験すれば良いと言うものではありません。
経験することだけを優先した研修では、自ずと限界があるのは明らかで、結果として自分の経験を唯一の判断基準にするような、ひとりよがりの医師が出来上がってしまいます。
必要な知識・基本主義を身に付けることだけでなく、その問題解決のサイクルを繰り返し、応用の利く方法論として体で覚えておけば、たとえこれまでに経験したこともない疾患・病態であったとしても恐れることはないのです。
皆さんはこのことを意識しつつ研修に励んでいただきたいと思います。